3.その黄色魔法使い(後編)





「………………」

まがとろ53

「これは、どういうことかしら?」

まがとろ54

「あたしがやったのでしゅふぶぅぅぅっふ」

まがとろ55

「花の精が花を虐めるなんて、まったく…
やってはいけないにも程があるわ。」

「ちょっと!やりすぎよ!」

「もうここにいる全員」

まがとろ56

「その痛みを受けちゃいなさい。」

      まがとろ\あたい/

「…ちょっ」

ぶち切れMAX

「スペカルール?は?何それ美味しいの?いいからさっさと」

―――――

まがとろ57




まがとろ58

「!?」

その時一陣の風

まがとろ59

「もが!?もがっがががっが」

「――あれは…」

「あああぁ〜」

ぽんっ

まがとろ60

「……ぇ」

まがとろ61

「あぶなーい」

映姫 墜つ

まがとろ62

「…その(自称)幻想郷最強を倒せば、あなたも最強を名乗れるわよ。私より強いわね」

「…………」

まがとろ63

「…
いいでしゅ、そんなの」

「そう。」

まがとろ64

「これを、あげましゅ
あたしの集めたアメ玉でしゅ」

「どこで拾ったの?これのせいで皆強くなったり、弱くなったり」

「夕方に落ちてました、あたしにはわからないけど。このひまわり子があんなに恐かったのも、花のざわめきを聞いてたからでしゅ」

「みんな気が立ってる、注意しなきゃってことね
けど一体、何が起こってるのかしら…」

「わかりんでしゅ
……ただ、あたしにはもうこのアメは、いらない物でしゅ」

まがとろ65

「あたし、この原因を調べてみましゅ」

「助かるわ。じゃあ」

「じゃ。そのあとで今度はズルっこなしで勝負でしゅよ
強敵(とも)として――。」

「! !」

キュピーン

「なんで今さら変身するのよー!」


つづく





オマケ“四季さんと小野塚さん”

まがとろ66