3.その黄色魔法使い(後編)
「………………」
「これは、どういうことかしら?」
「あたしがやったのでしゅふぶぅぅぅっふ」
「花の精が花を虐めるなんて、まったく…
やってはいけないにも程があるわ。」
「ちょっと!やりすぎよ!」
「もうここにいる全員」
「その痛みを受けちゃいなさい。」
\あたい/
「…ちょっ」
ぶち切れMAX
「スペカルール?は?何それ美味しいの?いいからさっさと」
―――――
「!?」
その時一陣の風
「もが!?もがっがががっが」
「――あれは…」
「あああぁ〜」
ぽんっ
「……ぇ」
「あぶなーい」
映姫 墜つ
「…その(自称)幻想郷最強を倒せば、あなたも最強を名乗れるわよ。私より強いわね」
「…………」
「…
いいでしゅ、そんなの」
「そう。」
「これを、あげましゅ
あたしの集めたアメ玉でしゅ」
「どこで拾ったの?これのせいで皆強くなったり、弱くなったり」
「夕方に落ちてました、あたしにはわからないけど。このひまわり子があんなに恐かったのも、花のざわめきを聞いてたからでしゅ」
「みんな気が立ってる、注意しなきゃってことね
けど一体、何が起こってるのかしら…」
「わかりんでしゅ
……ただ、あたしにはもうこのアメは、いらない物でしゅ」
「あたし、この原因を調べてみましゅ」
「助かるわ。じゃあ」
「じゃ。そのあとで今度はズルっこなしで勝負でしゅよ
強敵(とも)として――。」
「! !」
キュピーン
「なんで今さら変身するのよー!」つづく
オマケ“四季さんと小野塚さん”