5.その緑色魔法使い(前編)



――孤独な少女はハロウィンの夜をゆく
――蠢動する医師、兎、小道具店主、花精、教師とセーラー服
――ついに神社にたどり着いたアリスがみたものは変わり果てた巫女の姿だった…!




「ええと」

まがとろ104

「………」

「……………………」

まがとろ105

こっちみんなwそんな永遠亭

まがとろ106

もこ「じゃ、私は行くから」

うどん「まって〜人手が〜〜
大体あなたも飴食べたクチでしょーにー」

もこ「鍛えかたが違うんだよ箱入り娘とは(何」
じゃーなー頼むわ毒女〜

まがとろ107

「ええ!?まっ…」

「ばんわー、もこー来てないかー?」

まがとろ108

「あれれー?」

・・・・・・・・
・・・・・
・・・

まがとろ109

「どうぞ、こちらです。暗いのでお気をつけて」

「…………」

「うすうす、お気づきかもしれませんが
この騒ぎは師匠にも落度があります」

「…飴でしゅか?」

「ええ、いつも通り泰然としてるけど、でも
あれであの人、結構気に病んでるんですよ
できればあまり責めないでやってください」

まがとろ110

「ごたくはいいわ
私が知りたいのはね、霊夢がこんなんなってる症状の説明
そしてこんな時に貴方が敏速にこの神社へ来れて、治療ができてる理由よ」

「つまり、事の起こりだろう?
僕も興味あるな」

「やれやれ、しょうがないわね…」